今年、2大会ぶりの甲子園出場が期待されるのが、浦和学院。今春の県大会では優勝。この夏も優勝候補として期待されます。今年の浦和学院は最初から順風満帆のスタートだったわけではない。ここまでいくのに、かなりの苦労があった。そんな1年間を振り返りつつ、夏へ向けての課題を語る。

コロナがあっても前向きに取り組んだ


 昨秋は川越東に敗れ、ベスト8と悔しい負けとなった。大会後は強豪校と練習試合との経験を積み、順調にステップアップしている姿が見られた。
 しかし、新型コロナウイルスがチーム内で拡大、長期間の活動自粛があった。絶対的な練習量が足らない中で迎えた春季大会。

 森監督はどんな気持ちで大会に臨もうと考えたのか。
 「復帰するまでが大変なところもありましたので、できなかったことの苦しみを乗り越えて野球ができるようになった喜びというのを、うまくチーム作りに持っていけることができないか。そんな思いはありました」

 その中でも浦和学院は、苦しみながらも勝ち上がっていく。勝ち進むごとに成長をしていく姿があった。そして準決勝の昌平戦では初回に6点を奪われるも、反撃を行い、9回表終わって、7対9と2点差も、9回裏に3点を入れて逆転サヨナラ勝ちを収め、関東大会出場を決めた。このゲームは森監督にとっては驚きのゲームだったと振り返る。
 「なかなかできないゲーム。諦めない姿勢が見られて良かった試合です。ただそれだけの失点をしないほうが重要ですね」

 そして決勝戦でも花咲徳栄に勝利し、県大会優勝。それでも森監督は「相手は主力投手が登板しなかったですので、まだ両手を挙げて喜べる優勝ではなかったです」と語る。

 埼玉1位で臨んだ関東大会は作新学院に勝利し、専大松戸に敗れ、ベスト8に終わったが、森監督はこの2試合を経験出来たことが大きいと捉えている。
 「5月いっぱいは、まん延防止区域であったので練習試合ができなかったんですよね。そういう面では5月の公式戦の県大会決勝から関東大会の2試合という期間が2週間空いた中でも公式戦を戦えたことが先につながっていると思います」

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