目次

[1]世代を代表する野手たち
[2]野手もスラッガー揃い!
[3]逸材リスト

野手もスラッガー揃い!



小野勝利(横浜)

 野手では佐々木麟太郎が注目されるだろう。花巻東の佐々木監督の長男として注目され、1年夏の時点で高校通算22本塁打。183センチ115キロと、規格外の体格を持ち、技術も高水準と、打者としては今でもドラフト候補に入れたいぐらいの選手だ。

 3年ぶり出場の横浜は全試合で安打を記録し、打率5割のショートストップ・緒方 漣、本塁打を記録した小野 勝利と能力が高い選手が活躍を見せた。花咲徳栄を破ってベスト8入りした今岡達哉、高野壮瑠の二遊間コンビも見逃せない。

 1年生ながらショートのレギュラーを獲得した田上優弥(日大藤沢)、クリーンナップとして活躍する強打者・高橋海翔(山梨学院)、野田 泰市三重)も安打を重ね、優勝に貢献した巧打者。甲子園ではどんなパフォーマンスを見せるのか、

 センス抜群の遊撃守備を見せる横田 悟近江)、代打満塁本塁打をマークした森澤拓海(履正社)、初芝橋本戦でサヨナラ犠飛を放った小畑 虎之介智辯和歌山)、好打の遊撃手・中尾湊(広陵)、将来、広島県を代表するスラッガーになる可能性がある逸材・真鍋慧(広陵)も見逃せない。

 奈良大会ではラッキーボーイ的な活躍を見せた東口虎雅(高田商)も鋭いスイングから強烈な打球を飛ばす大型外野手だ。

 福岡では江口 翔人西日本短大附)、山田賢朗(真颯館)と期待の1年生遊撃手が決勝戦に出場した。ともにミート力、守備力ともに高水準で、秋も盛り上げてくれそうだ。

 長崎では、強豪・創成館から川崎統馬がショートとしてデビュー。1年生として高水準の守備力は必見だ。仲程雄海(興南)も九州大会で活躍を見せた巧打の遊撃手で、センスのある動きを見せる。

 今回紹介した選手は夏までに出場した選手たちだ。強豪校に進んだ選手は、今回取り上げた選手にひけをとらない実力を見せる選手も多い。そういった選手が秋に脚光を浴びるのか、または無名校から強豪校に引けを取らないパフォーマンスを見せる選手も多く出てくるのが高校野球の魅力だ。これから2023年までどう高校野球を盛り上げていくのか注目をしていきたい。

(記事:河嶋 宗一