プロスカウト注目の好投手対決は期待通りの投手戦に!



先発・石原勇斗(関東学園大附)

 5月17日、春季関東大会2試合目の桐光学園vs関東学園大附の一戦は無失策の引き締まった好試合となった。

 今、注目度が急上昇中の関東学園大附。なんといってもベンチ入りに140キロ超えの投手3名おり、マウンドに登ったのは145キロ右腕の石原 勇斗だ。石原はまるで山岡 泰輔を彷彿とさせる投球フォーム。左腕のグラブを高々を掲げ、左足の膝を高く挙げて踏み込み、そしてテークバックを大きく取って振り下ろす投球フォームはまさに山岡そのもの。

 「自分みたいに体が小さい投手(168センチ)は、胸骨を使って投げないといけないので、高校に来て体の使い方についての考えが深まりました」と語る。

 球場内では常時130キロ前半〜後半ぐらいだが、手元のスピードガンでは130キロ後半(最速140キロ)をマークしており、小柄な体型を効率的に使った投球フォームをしている。120キロ前半のキレのあるスライダーを投げ分け、5回まで無失点の投球を見せる。6回裏に1点を失ったが、羽鳥監督は夏のことを見据えて最後まで投げさせた。8回までわずか73球と、安定感抜群の内容だった。マウンド度胸も強く、体の使い方も理解をしている。強豪大学からマークされる存在となりそうだ。

 羽鳥監督は「ポイントとなる6回で長打を打たれて、どれだけ踏ん張れるか。点を取られてしまった経験をうまく生かしてくれることを期待しています」とさらなるレベルアップを期待していた。